自分でソースからmakeしないとならんっぽい。どっかにssldump.exeとか置いてないものか、と検索したけど見付からずunix発のソフトはこれがちょっと嫌。というかMS-DOS/Windows系のソフト文化の素晴らしい点はやっぱ「配布物には必ず実行可能なバイナリが付く」って点ですな。ドキュメントが無い事やソースが無いことはあっても実行ファイルが含まれていない事は滅多に無い*1。まぁ開発環境が標準添付じゃないからそれしかないんだけど。
で、仕方ないんで自分でnmake。何かWinpCapのソースとデヴェロッパーズパックと実際のインストールも必要みたい。ドキュメントには2.3が指定されてるけど、もうそんなモノは無いので3.0を使う。つかEtherealと一緒にインストール済みなので今更変えられない。
VC++6.0が指定されてるけど.NET 2002。
で、ビルドすると…warning一杯と、fatal。ぎゃー。この手ので一発でmakeが通った試しが無いよ。

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio .NET\Vc7\PlatformSDK\Include\BaseTsd.h(34) : error C2371: 'UINT8' : 再定義されています。異なる基本型です。
ssldump\ssldump-0.9b3.tar\ssldump-0.9b3\common\include\r_types.h(79) : 'UINT8' の宣言を確認してください。

んーむ。見てみるか。

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio .NET\Vc7\PlatformSDK\Include\BaseTsd.h(34)
typedef unsigned char UINT8, *PUINT8;
typedef unsigned __int64 UINT64, *PUINT64;

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\ssldump\ssldump-0.9b3.tar\ssldump-0.9b3\common\include\r_types.h(79)
typedef unsigned __int64 UINT8;

げー。VC++2002の方のUINT8は8bit、ssldumpの方のUINT8は64bitですよ。r_types.hの方のコメントアウト一発で済みそうにはない。ちなみにWinpCapも独自にuint8(←小文字)を定義しててこれは8bit。
明日はssldumpの方のUINT8を全部UINT64に置換してやってみるか。つかVC++6.0ではどうして通ってたんだろう?Platform SDK入れたのが不味かったのだろうか?

*1:特許絡みの回避位?