3章と4章
3章はEJBの概要のほかは
・エンティティBeanの後継としてJPA規格がある。
・ローカル呼び出しとリモート呼び出しのスレッドに関する記述もある。

ローカル呼び出し
 ローカル呼び出しは(略)コンテナが割り当てる実行スレッドは、WebコンポーネントEJBコンポーネントで同一になります。(略)
リモート呼び出し
 リモート呼び出しの場合、コンテナが割り当てる実行スレッドは、WebコンポーネントEJBコンポーネントで別々になります。(略)

こないだ試したら同一EAR内からリモートインターフェース経由で呼んでも同一スレッドが処理してた件だけど何とこの本に

一部のJavaEEサーバ製品では、リモート用のビジネスインターフェースを利用していても(中略)同一のEARにパッケージングされている場合に限り(中略)ローカル呼び出し(参照渡し)に変更することができます。

と書いてあった。これかー→weblogic-ejb-jar.xmlのenable-call-by-reference。スピードアップの為だな。
4章 EJB2.1と3.0とのコードの記述量の差と後はセッションBeanのライフサイクルの話。
コードの記述量はまぁこうして全部見せられると確かに激減してるんだけど、実の所はIDE使うと現状の2.0でも3.0とあんまり変わらなかったり。ejb-jarやHomeインターフェースを手書きはしないだろみたいな。アノテーションもBEAの拡張まんまだし。つかBEAが先に実装してたのを規格にしたみたいな所も。
ライフサイクルはEJB3.0でも2.0と変わらない模様。
昔、よく知らない頃にステートフルSessoinBeanのメンバーにソケット持っててこれが不定期に謎の切断が起きた事があって原因はPassivateの時にシリアライズ失敗(ソケットは無理)してたというのがあった。
EJB3.0は2.1と違って、ソースコード上はEJBのインターフェースを継承してないのがポイントで、このお陰でPOJOに見えるからテストが楽と。