明治大正 翻訳ワンダーランド (新潮新書)

明治大正 翻訳ワンダーランド (新潮新書)

鉄仮面ってルイ14世の治世のバスチーユ牢獄に居た本物を元ネタにして色々な作品が書かれたそうで。
いたづら小僧日記 (1952年) (春陽文庫〈第1063〉)って日本人とユダヤ人 (角川oneテーマ21 (A-32))同様の、翻訳を騙った創作だったそうな。しらなんだ。つか翻訳だと思ってた。
フランダースの犬 (子どものための世界文学の森 12)が明治に訳された時は
ネロ=清、パトラッシュ=斑(ブチ)、ジャンお爺さん=徳爺さん、アロア=綾
だったんだって。
寒い。寒いよ、パトラッシュ。
立て。立つんだ、ジョー
甘い。甘いぞ、ミア・アリス。
いや何となく。