私も漫画用面付けソフト*1を自作する程度には紙の同人誌スキーではある、と前置きしつつ
紙媒体の手ごたえには敵わない:同人誌がDL販売に移行しない理由」って記事がありまして。まー現状肯定癒し系のある意味良記事なんだけど、多分バイナリデータ形式同人誌のオンライン頒布の経験が浅い(無い?)のか、大きな利点を見逃してるんですな。
その利点というのは
「オンライン頒布された同人誌は、内容に関する感想が来る率が圧倒的に高い」
根拠は私の経験。つか、即売会で頒布した紙の本で感想なんて来た事無いしー。内容への反応関連に限れば「新刊1冊ずつください」「どうもありがとうございます」の応酬に比べると随分手ごたえがあると申せましょう。紙の物理的手ごたえと読者のリアクションの精神的手ごたえ、私は後者を好むつか。
「そりゃお前が島中の小サークルで即売会で出る数が少ないからだろう」って?いやそれが、とんでもない長蛇の列を作ってるシャッター前なサークルでも作品への感想文は滅多に来ないとの事だからして、バイナリデータと比較した場合、購入者の紙の本への反応の薄さは多分本物。
理由は不明だけど、多分PCで閲覧してるとメーラやWEBブラウザが電源ONですぐ起動、マウスひとつでらくらく操作だからではなかろうかと。
ちなみに即売会形式の頒布の利点も一つ見落とされてまして、それが
「即売会は開催日時が決まってるので締め切りも決まる」
で、人間、締め切り、納期、期日が無いと漫画など描きゃしないという。デッドラインの設定は重要。いや冗談ごとじゃなくて。
つまり、即売会向けに描いて、程々に絞って刷って1、2回で完売、その後、データをオンライン頒布、が最強パターンと考えます。
そして私がそれをアフィる

*1:バグがあるので私以外には使いこなせないけど…