文学賞メッタ斬り!〈2008年版〉たいへんよくできました編

文学賞メッタ斬り!〈2008年版〉たいへんよくできました編

んーむ…一番最初の
文学賞メッタ斬り! (ちくま文庫)

文学賞メッタ斬り! (ちくま文庫)

は、様々な文学賞の内容等が面白おかしく紹介されてて大変面白かったんだが…。これは頁の1/3位がトークショーだしなー。なんだかなー。
とりあえず作中に「意地の悪い変人」が登場し、愚民には明け透けには伝わらないよう適度に比喩・省略して描写すると、筆者の二人の評価が高くなるような。
それにしても、私は
文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)

文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)

の目次でしか知らないけど、文学作品の価値をどうにかして計測しようという批評理論も、印象批評→新批評→...ポスト構造主義精神分析批評とか日夜進歩していると言うではないか。でも芥川賞直木賞もその計測にあんまりそういった理論は使われていないような感じを選評からは受けたんだけど、とすると一体どこで使われる学問理論なんだろう>批評理論