[travel]犬吠崎
東関道使うと割と近かった。佐原香取ICまでは。そこからが妙に長かったけど。
最初は「高速乗るなら」とツーリングジャケット着てたんだけど出発後10分で熱中症の危険を感じて脱ぐ。これ、空気取り入れ口が腕や胸に結構付いてるんだけど、そもそもジャケット全体の冬には頼もしい圧倒的防風力と保温力の前では焼け石に水。たまに上下皮繋ぎの人とか見かけたけど何者だろう。只者じゃないな、その耐熱力が。それとも皮ツナギに見えるけど実は涼しい新素材的なものなのだろうか。
だがしかし、半袖で走ると涼しいのは良いんだが、近傍恒星からの放射線攻撃で皮膚が次第に焼けていく。風通しは紫外線をいささかも緩めてはくれぬ。やがて太陽光線が少々痛くなったあたりで幸い佐原香取ICで降りられた。
県道356沿いに進むとすぐにファッションセンターしまむらがあったので、とにかく白くて通気性良さげな薄手のトレーナーっぽいものを買って着る。当然の事ながら大分違う。もしあそこにファションセンターしまむらが無くそのまま一日中走っていたら今頃腕の痛みに寝られなかった事だろう。危ない危ない。
ところでR356沿いは幸福の科学の勢力下にあるのかやたら幸福実現党のポスターを見かけた。民主党、自民党、幸福実現党位の勢い。
あとR356とR126の間あたりに発電風車が沢山あってくるくる廻ってた。コレをみて「コレクター・ユイのようだ」というか「仮面ライダーWのようだ」と言うかで歳とか色々判る占いになるかも。私は「あの廻ってる風車の近くにはきっとビリビリが居る…」。
それはさておき私は千葉や茨城の奥地の夏の風景が好き。道路と笹薮と蔓草のせめぎあい、そしてこの空気中に漂う牛糞と肥料の香り。日本の夏。
とりあえず道にやたら案内の出てた「地球の丸く見える丘展望館」という寂れた施設に立ち寄る。平日なのも手伝って閑散としてた。駐車場からは「文豪の灯が云々」って謎のオブジェ群があったけどスルー。
犬吠埼灯台は狭くて高くて怖かった。近くの食堂のづけ鯛丼はそこそこ。売店のおばちゃんはアバウト。
近辺の海水浴場をチェックして走り回るがオフシーズンに入りしかも世間では平日だし寂れてる。中には10年位前までは海の家だったと思われる海辺の廃墟も。
犬吠埼観光ホテルは古びてるけど風呂はほどほどに温くて良し。足マッサージ機とかマッサージ椅子が無料なのもよし。部屋は広々。夕飯は大量かつ豪華でびっくり、というか、全部食ったら苦しいレベル。結構でかいのに、廊下の一角に「キッズコーナー」とか行って適当に買ってきたおもちゃを適当に並べた遊び場があったり、ペンションとかでは結構見かけるけど、経営者の家族の私物や客が忘れてたと思しき本の無料貸し出しコーナーがあったり割とアットホーム?ちなみにTVはまだアナログ。
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