若干16歳で実母を惨殺、少年院出所6年後には見ず知らずの姉妹を犯して殺して焼いた極悪殺人鬼・山地悠紀夫(処刑済)
の半生を描くルポタージュ。
死刑でいいです --- 孤立が生んだ二つの殺人 | |
![]() | 池谷孝司(編著)、真下周(著)、佐藤秀峰(イラスト) . おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る |
罪状 住居侵入、強盗殺人、強盗強姦、鉄砲刀剣類所持等取締法違反、建造物侵入、非現住建造物等放火
http://blog.livedoor.jp/yoshitaka1215/archives/1505287.html
「反省よりも再犯を防ぐべき」が本書の主張。ごもっとも。ちなみに福祉大国と名高い北欧はスウェーデンにおいては
精神鑑定でアスペルガー症候群だとわかると必ず専門機関にいれるそうだ
だとか。やっぱ異常者の防犯は予備拘束だよな。健常者相手だと、例えば厳罰化等で犯行への敷居を上げれば思い留まることが期待できるけど「母親を殺した時の感覚が忘れられず、人の血をみたくなった。誰でもいいから殺そうと思った」「死刑でいいです」のタイプには通用しなさそうだし。福祉が支援がと言っても拘束が伴わない限り“生来反省する機能の無い人の皮を被ったミュータントモンスター”に通じ無いのは、本書中にて描かれる、意外に多い彼を気に掛けて面倒見てた人に対するその後の彼の態度で明らか。
ところで
山地と親しかったゴト師によると、大当たりはボタンを押して絵柄を止めた段階ではなくレバーを叩いてドラムが回り始めた時点で既に決まっているという
うーむ、そうなのか。
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