不登校の子どもたちは家庭でどうしているか―調査・親と子の行動と意識不登校の子どもたちは家庭でどうしているか―調査・親と子の行動と意識
東京シューレ

教育史料出版会 1996-11
売り上げランキング : 434210

Amazonで詳しく見る
タイトルのまんまで1993年の調査。
登校拒否始めるのは小学校低学年32%、小学校高学年28.5%、中学生34.7%、で、小学校が意外に多いそうな。
「親にお願いしたこと」の内容が子供らしくて可愛いような胸が痛いような。
著者は「学校へ行かないのも恥じる事の無い選択の一つ」派で、学校からの登校刺激を嫌がるけど、その後の経過は「ヒッキーの集まり」には出席できるけど就職はできなかったりなのでどうなんだろうなぁ。
東京シューレと真逆の…例えば戸塚ヨットスクールあたりとOBの進路〜年収とか職業威信とか〜の比較とかすれば結論がある程度出そうだけど研究してる人は居ないものか。
ちなみに山谷にいると孤独ではなく、しかし集団に縛られることがなく楽、だそうなので結構ヒッキー向きじゃなかろうか。