序章が、何か、マスコミだか作家志望の学生向けの講義録*1のような文体で、これからは否応無く電子書籍が蔓延り紙の本主体の出版社は厳しくなるから諸君はちゃんと順応していきたまえよ、いや私はコクヨの原稿用紙に万年筆で行くけど、みたいな業界展望話。

手塚治虫が生きていたら 電子コミックをどう描いていただろう 大塚教授の漫画講座手塚治虫が生きていたら 電子コミックをどう描いていただろう 大塚教授の漫画講座
大塚英志

徳間書店 2011-04-23
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んで、一章の冒頭「さて、本の題名は出版社の人が付けるので冒頭に電子コミックについての文章を2つほど持ってきましたが」まで読んで戻す。
…使えない…。まぁ大塚英志だし余り期待してなかったが。文系は作者の気持ちでも考えてろよ
多分その後はいつものアレが始まるんだろう。大塚英志の本は大体同じ様な内容だからな。まぁ書く本書く本、言う事が変わる評論家も信用ならないけど。

*1:神戸芸術工科大学 先端芸術学部 まんが表現学部 偏差値50 だそうな。