最終的に出力される画像の色数や圧縮形式が、バージョンやQ16/Q8、アロケート時にxc:noneかxc:whiteか、入力画像の色数、透明度の有無、出力形式がTIFFPNGか、で変わって明示的に指定出来ぬ。
欲しいのは2値のTIFFなんだけど、今のところわかった生成ルートは以下の通り。本当はmogrifyは使わずJMagickで完結させたかったんだが良く判らぬしもうこれでいいわ。
・ImageMagicのバージョンは6.8.3 Q8を使用。
・アロケート時には白のxc:whiteを指定。xc:noneだと透明。透明部分があると挙動が変わる。
・入力ファイルに透明度が付いていてもいなくても良いように、CompositeのオペレーションはCopyではなくDarkを使う。Copyすると入力ファイルが透明度ありだと透明度もコピーされてしまうので。意外に速度は変わらず。
・出力形式がPNGの場合は、256色グレイスケールパレットなPNGとなる。
・出力形式がTIFFの場合は、32bit透明度ありのフルカラーなTIFFとなる。何も指定しないと無圧縮なので200MB。事前にImageInfoのCompressにLZWを指定すると小さくなるがこの場合、Windowsのビューワでは見えず、Paintgraphic2 Proデリーター コミックワークスNEOで読もうとすると落ちる。
・上記で作成したPNGを mogrify -type Grayscale -compress LZW -format tif *.png で変換すると白黒2値LZW圧縮TIFFとなる。これは普通のツールでも読める。
・またJMagickで作った妙なフルカラーLZW圧縮TIFFを mogrify -type Grayscale -compress LZW -format tif *.png で変換するとグレイスケールLZW圧縮TIFFとなる。これは普通のツールでも読める。
 ちなみにJMagickでPNGを出力するのとTIFFを出力するのでは掛かる時間が40秒近く異なる。TIFFの方が速い。色数も違うしJMagickというかImageMagickの挙動は訳判らないな。
 JavaFXでのGUIの皮だけは出来てるし、面付けは以前のプログラムと同じアルゴリズムでOKだから、JMagickがスレッドセーフか否か以外は大体要素技術はクリアになった感じ。CPU使用率を見るとコア数+1位が良さげ。後はヨーカドーのコニカミノルタ bizhub C353CSで印刷テストして形式を決める。