北斗神拳伝承者にして紛れも無く正統伝承者候補だったのに…宿敵シンを圧倒した後のケンシロウが戦う前に「俺は死ぬかもしれん」とバットとリンに珍しく弱音を吐く程の強敵だったのに…その余りにどうしょうも無い小悪人っぷりに、後半すっかり忘れられて

「強敵(と書いて「とも」と読む)」とか「強き男たちの戦場」の回想中でも居るんだか居ないんだか判らない状態のジャギ様の子供の頃〜199x年ごろまでの過去話。大体、北斗の拳の拳士数居る中でも「悪い事をしたくて悪い事をしていた拳士」ってジャギ様くらいだよな。モヒカンですら目当ては女や食い物でありただ手に入れる手段が酷いだけで。

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修羅の国からやってきた天才の兄弟子二人と宗家出身大天才の弟弟子に挟まれ*1、お前才能無いから修行やめろよ、と蔑まれても、なにくそと踏ん張る正統派少年漫画の主人公のような少年だったんだが、何せ彼は星矢ではなくジャギ様故にその後は悲惨でちょっと可哀想である。下巻になると凄い勢いで落ちぶれていく。
原作では1ページ持たずにケンシロウに破られるゴミ技だった北斗羅漢撃だが、本作では「あれは正しく、北斗羅漢撃の構えではないか」とラオウを唸らせていたり。百裂拳とか千手殺とか羅漢撃とか千手壊拳とかが理屈の上では強い奥義のはずなんだけどなー。秘孔を一つ突くより複数突いた方が効くのは明らか。
あと原作では持って殴るばかりであまり発射しなかったショットガンを、このジャギ様はバキュバキュ撃ちまくり。ショットガンは強いよね。末期ラオウとかカイオウあたりは何かこう、闘気オーラバリヤー的なモノで防げそうな雰囲気だが、サウザーあたりまでなら射殺できそう。モヒカンと違って北斗神拳伝承者が撃つ訳でそうそうかわせまい。マミヤのボウガンもレイが撃てばラオウの足に突き刺さったし。
ちなみにオマケのリュウケン外伝には、核戦争前の南斗五車星が学ラン姿で登場してどうみても番長グループ。

*1:キムは出て来ない。