男には、たとえ渋滞すると分かっていても運転しなければならない時がある。一人の時は「連休にわざわざ渋滞に突っ込んでいくとはおろかなり人類ー」と思っていたが、諸般の事情を考慮するとやはり皆さん理由があって突っ込まざるを得ないらしい。
親戚で旅行来た。弟が伊豆の温泉な民宿予約したというから、温泉があって和風で…な感じのところをイメージしてたんだが、大瀬崎。ものすごい山道を下った湾岸にあり店の前の浜辺には鉄パイプで組まれた物干し台と酸素ボンベを積んだ台車が並び、路上に淡水シャワーがどーんとあるいろいろ簡素というか荒々しい野性味あるこの民宿は…ダイバーの宿だ。ひたすらダイビングしまくる人が夜に飯食って寝る場所。私も嘗てスキーではこういう類の「民宿」に泊まったな。
部屋も簡素でバスタオルも無いし。温泉は湯船は深くて良いが、周辺の脱衣所の佇まいがやはり野生的。ここはスポーツマンが体を洗う場所、軟弱な観光客がだらだら温まるところではないわ。
何もしてないで何だが、奴には任せられぬ。そもそも何でこの時期に伊豆の海水浴場なのか。
とりあえず近くの ビャクシン樹林と神池を見て回った。鯉は人間の足音でザバザバ寄ってきて気持ち悪いな。餌を入れるとものすごい事になるし。