目的は表題の文化理論の検証なんだけど、その手段というか本書の内容自体は、小劇場の舞台俳優には自分達の公演のチケットを捌くノルマがあってこれが1枚3000円程度のを1人あたり少ない所で20〜30枚、多い所で50〜70枚程というから結構きつい、という話。
んで、捌く先は友人知人となるが、2度3度となると常人には厳しくやはり俳優仲間が多くなり、小劇場の観客は別の劇団員でありお互いに客になりあい見合っている劇団員内部で循環する経済圏という…。
さすがは文化大国の首都大東京、それだけで成立する豊かな文化経済圏を支える力を持つ魔都よ。

都市の舞台俳優たち:アーバニズムの下位文化理論の検証に向かって (リベラ・シリーズ11)都市の舞台俳優たち:アーバニズムの下位文化理論の検証に向かって (リベラ・シリーズ11)
田村公人

ハーベスト社 2015-05-28
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