最終巻。打ち切り漫画だったのね。昔、途中まで読んだと思っていたら実は全部読んでいたという。
3巻で右腕を切り落とされ、代わりに以前倒した母の仇の暗殺サイボーグ204号の触手付き右腕を勝手に取り付けられてカンカンのゼノンさんだが、触手自体はその後は敵戦闘員の拷問や遠くに落とした銃を拾うなど結構便利に使いこなしてたり。
3巻から続いて登場してる「赤ひげ」も左程強く無いサイボーグであり、ここまで主人公は結局スペックで勝ってる感があり、恐らくはそろそろ性能が互角以上の強敵、悪のブラックゼノン的な奴を登場させようと郷田先輩を改造する予定だったのだと思われるが打ち切り故に、結局改造されず無事救出されたのだろうなぁ。
この講談社版はその後の話が描き足されているが…粗筋漫画過ぎて微妙。アニメで言えばガルビオンの最終回のような。絵柄も変わってるし。劣化という訳では無いのだが昔の緻密な描き込みではなくシンプルな絵になってしまい違和感。

重機甲兵ゼノン 4 (アッパーズKC)重機甲兵ゼノン 4 (アッパーズKC)
神崎将臣

講談社 2001-03
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