不定期に同じ日を9回繰り返す体質(?)の青年が、新年会の翌日に起きた祖父殺害事件を防ごうと何度も試みるもののアトラクターフィールドの収束により毎回祖父は死んでしまう…さぁどうするという話。
犯人を事前に引き留めても別の奴が殺しに行って結局死んでしまうという不可解な現象も最後まで読むと仕組みが分かりさすがに「アトラクターフィールドの収束」なんて神秘現象よりだいぶマシだ。
登場人物が「た」「大変だ」のようにどもるのが漫画っぽい。

七回死んだ男 (講談社文庫)七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤保彦

講談社 1998-10-15
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