彼方此方のサイトとかでキャストのインタビュー見ると必ず皆「撮影スケジュールが短く過酷でした(笑)」と語っているが、本書によると3週間で全12話を撮影するため、連日、舞台である居酒屋にじゅうまるの営業が終わる深夜0時に集合、翌日15時まで撮影だったそうな。毎日15時間労働。また時には深夜0時集合、翌日22時まで撮影、翌朝6時に集合とかあって、いやはや聞きしに勝る過酷な状況であった。これが3週間。レッド役の人は風邪を引いたら終わりなので毎日マスクして寝てたそうな。良く死人が出なかったなー。
 でも皆「また是非やりたいです!」とか言ってて、どうせリップサービスだろ、とか思いつつも実際この後、新・乾杯戦士アフターVって2期が出たんだよなー。
 作中で、おじさんイエローが転属、代わって若い女の子の新イエロー入隊でレッド、ブルー、グリーンが大喜びしてピンクがむくれるというエピソードがあるが、実際、連日の過酷な労働でどんよりした所に、若い美女登場で現場は大いに活気づきピンク役の吉川友が呆れたとか。
 監督の人が、レッドとブルーとピンクは本物の戦隊ものに出るようなとにかく格好良く可愛い人を配役したい、と頼んだがまさか仮面ライダーに出てるような大物が来るとは思っていなかったと言ってた。言われてみればレッドの人はディケイドに出てくるクウガ役の人だったんだな。

乾杯戦士アフターVひみつ大百科 (フソウ社の大百科)
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