難民そのものが主体となるアニメは昔から滅多にない。
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そもそも日本のアニメの制作リソースでは、宮崎駿監督くらいしか魅力的で活気あふれる群衆を描けないという問題もある。

難民に裏があるアニメを、みんなもう忘れたのだろうか

あるよ*1

核戦争で故郷を追われた難民の方々だ。かなり有名な作品。

この大変魅力的で活気にあふれまくっている難民の人達はやられ役なんだが、実は主人公も難民、強敵も難民、名前のある人物の大半が難民という作品である。
武装難民恐るべし。
万一実際にやって来た時、現場の高卒DQN警官やDQN兵士が泡を喰って間違いを起こしては大変だ。事前にしっかりと政府高官がその判別基準や対応方針を練って備える事が必要であるのは言うまでもないだろう。
そんな事は起こらない?想定するのは不謹慎?縁起でもない?
千年に1度の大地震により人類観測史上最大の未知の規模の大津波が押し寄せ原発が水没することに比べれば、隣国で戦争が起きた時に難民が本邦にやってくるのは大いに在り得る事であり、武装もしばしば。

*1:画像は原作漫画より。