講演のネタ作りのため以前ANAに当たりに行きジェットスターには当たり負けて逆に2万豪$毟られた上にオージーから非難囂々豪州へ立入り禁止99年の噂のある身体障害が売りの講演家、木島英登氏(44歳)が、今度はバニラ航空なるLCCに突撃して話題だ
 奄美空港には今年の11月にボーディングブリッジが増設工事されタラップ昇降は不要になり、また7月には昇降機導入が予定されていたそうでその前に宣伝と講演の営業活動、といった所か。

★ 新着情報
2017 / 06 / 08  衝撃の事実  バニラ航空の搭乗拒否  掲載しました!

http://www.kijikiji.com/consultant/

…ノエルっぽい…大人版ノエル(44歳)っぽい。他所で拒否された事は無いと言ったり、キャリコネニュースに「前もって連絡したら乗れませんよ」と話したり肝心なところが食い違っているのも怪しい。
 事前に己が移動能力は亀にも劣り乗降には特殊対応が必要という重要な要件を敢えて伝えず、現地で臨機応変どころか規則を破っての特別対応を求めるという言語道断の横紙破り…呆れたものだ。
 サービス契約を結び、業者が着手後に、要件追加を無理矢理ねじ込むとは(しかも特急追加料金無し)、人として絶対に許せない。ましてわざと。
 そもそも眼前の人を困らせるというそれ自体、我々健常者にとってはかなりストレスフルな事なのに、よくそんな事を生業として行えるな…と思ったらこの人、元・電通社員という。電通と言えば金の為ならば取引先はもとより身内社員が死んでも意に解さぬ集団として有名である。去年も美女を一人殺した事件があった。
 本当に困っているならまだしも、金のためにわざわざ揉めるのはヤクザの所業。ところが呆れた事に、彼が身体障害者ということでネットでは同情的である。
 ところで
 1.眼前の人に無理難題を押し付け踏み付け苦しめる事に何ら痛痒を感じない。
 2.他人の同情を惹く術をよく心得ておりそれを生業にしている。
 3.平気で嘘をつく。*1
 この特徴…とある人間像が浮かぶ。

良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖
マーサ スタウト
草思社
売り上げランキング: 33,397

良心なき人びとにたいして行動を起こすためには、まず彼らを見分ける必要がある(略)もっとも頼りになるヒント、平気で悪事をする人びとのあいだでもっとも普遍的な行動は、ふつうの人が予想するように、私たちの恐怖心に訴えるものではない。私たちの同情心に訴えるものなのだ。

 マスコミが活動家大好きなのはその性質上致し方ないが、同情心を突かれて騙されサイコパスモンスターに力を与える愚か者の中でも特に質が悪いのが積極的に騙されに行く連中だ。心酔して応援しちゃう奴。「やり方は過激だが、1人くらいはこういう馬鹿が 居なきゃ世間の目は覚めぬ」とばかりに社会に物申す聖戦の英雄視する馬鹿者。連中はノーマライゼーションを信奉しているがそれは達成不可能。幾ら配慮しようが、要求は際限無く続くから。見たまえ、現に彼はANAに乗れたら次はバニラを要求しているではないか。彼に再び動く生足が生えない限り満たされる事は無いだろう。だが彼の信奉者はそれが権利で人権なのだという。目指すのはアリだが権利即ち誰かに義務を課すような話ではないな。権利の担保が不可能だから。生足を生やすのは人智を越えているから。天賦人権論などと言うがあの「天賦」とは「他人が侵す事のできない私的領域がある」の意味であって、別に雲の上の白鬚爺さんが超自然力を振るって権利を保障してくれる訳じゃないから。人権なる言葉に何ら神秘的な力は無く、所詮は人間同士の取り決めである事は幾ら強調しても足りない。人権人権唱えても足は生えてこない。
 どこかで線を引かねばならない。
 足が無いなら口を動かし事前に電話一本入れる、バニラがダメならANAに乗るのは人智を弁えた合理的な落としどころである。地域完全独占の鉄路と違い、空路には代替会社が複数あるのだ。バス・鉄道に障害者割引がある以上、航空に健常者割引が有って悪い理由は無い。タラップを利用する事でも費用と価格を抑えているLCCはその一種といえ、そして「障害者が利用できないサービスは誰も利用すべきではない」という考えは間違っている。ちなみに「法令違反(バリアフリー新法)」というデマも出回っているが、彼は豪では負けて逆に2万豪$毟られているし国内ではそっくりのケースで平成20年に航空会社が勝訴済「事前に連絡したら全て断っていた」も自体もデマ、そもそも奄美空港はバリアフリー法の対象外。デマ過ぎる。法律の勝手読みは駄目、絶対。法律解釈の難しさはかの有名な憲法9条で日本人なら誰でも知っている。
 路線バスにノンステップバスが急増したのは2000年の交通バリアフリー法以降であり、その主な契機は嘗ては健常者だった高齢者の急増だ。1977年に青い芝の会が起こした川崎バス通行妨害事件とはあまり関係ない。そして奄美空港を始め全国空港の施設改善は彼の悪行とは関係なく、我々健常者の利便の為に、我々健常者の弛まぬ勤労の結果として粛々と進んでいる。この世をより良く進歩させるのは迷惑障害者の悪事ではなく、常に、実直かつ善良な我々健常者の力なのだ。
 「エスカレーターで車いす転落 巻き込まれた女性死亡」

境界性人格障害=BPD 実践ワークブック―はれものにさわるような毎日をすごしている方々のための具体的対処法
ランディ クリーガー ジェイムズ・ポール シャーリー
星和書店
売り上げランキング: 254,644

*1:"改めてバニラ・エアのホームページを見ると、奄美空港に行く人は連絡をください、みたいな記載があったので、連絡をした方が良かったのかなと思う」と説明した。"