ファミリー劇場で一挙放送やってて本日第五話までなんだが主人公の顔芸が面白い。目が大きくぎょろぎょろしてて本当に漫画を読んでいるかのよう。出てくる大学生、男は皆とても先月まで高校生だったとは思えない老け顔ばかりなのに女の子はちゃんと可愛いのもまた良し。作中に当時の書籍やTV番組が色々本物が出てくるんだがやはりロッキーは無理だった模様。
 後の島本和彦自身の漫画は、恰好良くありたいが気力体力が追い付かない若い男の姿を肯定的に面白おかしく描いたものが多いんだが、始めはスぺオペ描きたかったのか。
 尚、「こいつを捕まえておけば一生食いっぱぐれない!」と力強く内声で叫んでた人はその後捕まえておけなかったらしく、先日裁判で負けて一億円払うとか何とかというから、ショービジネスの世界は恐ろしいね…。
 ところでこういう自伝風漫画を出版する時は出版社がその内容の事実確認をすべき、という恐ろしい主張する一派が居る
 何か、お前ら、小学館の社員は当時毛野楊太郎が本当にグラサンに白スーツで通学してたか確認せよってのか。無茶苦茶だな。[asin:B009JZGRC2:title]ならまだいい。[asin:4088510070:title]とかどうするんだ。
 いやいや、漫画家の自伝ならまだマシ。南京事件は無かったとか、邪馬台国は島原に有ったとかの本はどう事実確認するのか。宇宙創成の謎は…。
 つかそもそも幾ら実話風でも漫画を本気にする奴があるか。
 漫画家は子供たちの憧れだしネットでも人気者だが、出版社に色々求めすぎだろ…。在庫リスク全部持ちと生産流通手配だけで充分な負担であり、内容の担保は主として筆者が分担すべきではないかな。
 ひかわ博一なんて自他共に認める怠慢クズ人間の自滅話にすら

inherentvice 小学館によるパワハラがあったかはともかく
nunota さすがに描いてる人間変わってるなら、素人はともかく、最低でも小学館担当編集は気づいてるだろ。
pptppc これ小学館側はひかわさんがアシにほとんど作画させてたの知ってたのかね。知ってて放置したならやっぱり責任はあるような。書けない時点ケアする道はあった気も。ひかわさんが小学館にも黙ってたなら仕方ないが。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.sunday-webry.com/comics/manganarazumichi/ep012/

 この同情されっぷり、まこと漫画家はネットでは人気者。
 事実確認といえば 神戸芸能社風雲録 山口組興行部 1巻 (実録極道抗争シリーズ) とか凄いね。嘘を書くと大阪湾に沈められそうだし、嘘を書かなくても大阪湾に沈められそう。

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