「なんだって!それは本当かい!?」(挨拶)
 いや最近「会社で使わされるパソコンのスペックがショボい」という記事を良く目にする。
エンジニアにクソスペックのPCが割り振られていた現場についての個別事例について とかな。
 またぞろ「経営層が」とか言っててなんだよ経営層って、アニメに出てくる「軍上層部」みたいなぼんやりしたイメージの謎黒幕かよって感じだが、社長や専務が平社員の使うパソコンのスペックを一々指定する訳が無かろうもん。
 まぁかく言う私も御多分に漏れず、会社のパソコンはメモリ4GBな訳だが、メモリ云々よりもウィルススキャンとファイル暗号化ソフトが暴れるのが遅い原因である。これが無くてメモリが16GBあればPC中にVMが2つ3つ作れて検証とか色々捗るだろうと思うんだがそうは行かない。
 こんな事になったのは事情がありまして。嘗ては我が社も設備は各事業部の各部署が管理していてパソコンも然り。3,4年に一度、入れ替えの際には部長や課長が承認するような常識的な値段とスペックの社製品を選んで申請すれば大体通る、という感じで、今なら恐らくメモリ16GBは流石にちょっと分からないが8GB程度なら言い方によっては通るのではないかと思われる。ちなみに私物のパソコンもみんな使ってた。Macも居た。薄いVAIOが流行った時はみんな紫のノートだった。
 これが変わったのは、悪漢・金子勇元被告(享年42・生涯未婚)がWinMXをさらにファイルの出どころを辿り難く工夫した著作権侵害行為専用決戦兵器Winnyを作りそしてキンタマウィルスが流行り更にそのセキュリティホールが徹底放置された事にある。
 連日相次ぎ大報道される深刻な情報流出事件のお陰で、仕事で使って良いパソコンは情報システム部が支給する標準パソコンのみに一気に変わった。これまでのは召し上げられ、私物の使用はやったらクビレベルで超絶大厳禁。んで情シスは社員のパソコンのスペックを上げる動機に乏しいというか業務が出来るギリギリの安い線を狙うのでごらんのありさまだよ。なんたって最初は2GBだったからな。多分MS Officeの動作要件が2GBだからだろう。まぁ流石にあれは各所から文句が出たと見えて、程なくして4GBになったが…他も色々規制が増えて、全く仕事がやり難くて仕方ない。悪漢・金子勇元被告(享年42・生涯未婚)によるWinny騒動が無く各部門管理のままならこんな事にはなっていなかっただろう。
 ちなみに件の悪漢・金子勇元被告(享年42・生涯未婚)は、その後も各地で大被害が出続けたにも関わらず「おまわりさんに迷惑がかかるから…」と断固このセキュリティホール修正を行わず、その後、自宅で頓死したとのこと。今頃はあの世でケツ毛バーガーさんに紐無しバンジージャンピング焼き土下座一億回で詫びた後、地獄の釜でじっくりコトコト煮られているに違いない。
 裁判の無罪結果は、当時の法律では著作権侵害幇助に問うのは無理があったというだけに過ぎず、悪漢・金子勇元被告(享年42・生涯未婚)の悪意と怯懦と無責任のせいで、日本のソフトウェア業界が被った被害は計り知れないのだ。

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