著者が色々な雑誌に書いた色々な遭難関連の取材記事をまとめた書籍。
最初のは著者自身が熱中症になって脚が攣る軽いジャブだが、後はみんな深刻な話で死人がゾロゾロ、まぁ半分位生還してるけど。
判断ミスもあり、不運もあり。でもベテラン揃いでも判断ミスで結構死んでるんだよな。
やはり現代日本とは言え人里離れた所に行くのは命懸け。まして冬などもってのほか。春夏でも一人で山に入ってはいかんね。
多摩丘陵でも余裕で迷う私は決して近づいてはならないと思いを新たにした。大学の時はトムラウシとか行ったけど。

ヤマケイ新書 山岳遭難の教訓   --実例に学ぶ生還の条件--
羽根田 治
山と渓谷社 (2015-02-20)
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