以前パラ見して「なんだ実行例の羅列か。マニュアルとWebで充分、これは要らないな」と思ってしまった私の不明を恥じる。
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montageの存在も知ることが出来たしな。しかし出力するPNGの形式を指定する方法は不明。
今度買っても良いかも知れない。
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まぁ、xc:whiteは白画像、xc:noneは透明画像作る訳だが。
以下はQ16版。
ImageInfo ii = new ImageInfo("xc:none"); ii.setSize("9920x7039"); logger.info("アロケート前"); MagickImage mi = new MagickImage(ii); logger.info("アロケート後"); mi.setFileName("size.png"); mi.writeImage(new ImageInfo()); logger.info("書き出し後");
だと、64bit/ピクセルのカラー画像ファイルが作られる。xc:noneを、xc:whiteにすると2値画像になる。描画に使われている色数ではなくフォーマットからして違う。
速度は
xc:none 2 17, 2013 12:35:22 午前 test.JMagickTest1 exec 情報: アロケート前 2 17, 2013 12:35:23 午前 test.JMagickTest1 exec 情報: アロケート後 2 17, 2013 12:35:39 午前 test.JMagickTest1 exec 情報: 書き出し後 xc:white 2 17, 2013 12:36:21 午前 test.JMagickTest1 exec 情報: アロケート前 2 17, 2013 12:36:57 午前 test.JMagickTest1 exec 情報: アロケート後 2 17, 2013 12:36:59 午前 test.JMagickTest1 exec 情報: 書き出し後
xc:noneはアロケートに1秒しか掛からないが、PNG書き出しに16秒
xc:whiteはアロケートに36秒掛かり、PNG書き出しに2秒
これはImageMagickのコマンドでも大体同じ。出力するPNGの形式を指定する方法は不明。
JMagickというのは、JavaからImageMagickのDLLを呼び出すライブラリ。
これを使ってA4の600dpi画像を二枚、ちょっとトリミングしてくっつけてA3かB4にして吐くという、コピー本同人誌の面付け処理をやろうとテストしたんだけど、2ページをつけて版下1枚にするのに5分程掛かる。
これじゃ32ページ本の面付けに2時間45分掛かる計算だ。2時間45分も待つ位ならHyperKidで手でやるわー。45分位で出来ると思う。処理中のCPU使用率が大体2〜30%程度なので3スレッドでやって、仮に倍速になったとしても1時間以上!…というかそもそもこのライブラリがスレッドセーフなのか不明だけど。このライブラリにあるまじき雑なJavaDocを見る限り、作者はかなり大雑把な性格っぽいのでちょっと怪しいんだよな。
ちなみに以前、VC++でDIBセクションとBitBltでほぼ同じ処理をやった時は32ページ処理しても1分と掛からなかったんだが…。
原因はおそらく使ってるImagaMagicが6.3.9 Q16で、内部ピクセルが16bit×4の48bitなのがまずいのだろう。VC++版面付けソフトは2値で1bitだからな。アクセスするメモリの量が48倍。Q8にすればもう少しマシになる気がする。理論上半分?それでも最良で30分以上。広く使われてるImageMagickだからって油断してた。まさかただ白紙(xc:white)を作るだけで30秒とは思わなんだ(←ただ何故かこの白紙作成にも13秒〜55秒と、ものすごい幅があって良く判らん。メモリの断片化具合とか?)。
やはり楽は出来ないのか。久々にVisual Studio 2005を使う時が来たのか…。しかしこの数年、安楽なJavaで鈍った体にVC++は厳しい。JDOMの後にMSXMLは…。
あと、COMICWORKS Max Ver2 For Windowsは白黒2値のBMPを吐くのに、デリーター コミックワークスNEOは白黒漫画でも容赦無くフルカラーBMPなのね。
どうしようかな。とりあえずImageMagickをQ8に代えてみて速度の改善効果を見て、これはこれで一応完成させるか。あと今のところPNG出力処理に異様に時間掛かってて、そのPNGが48bitピクセル故、この辺をグレイスケール8bitにするとか指定できればもっと速くなる余地はあると思う。出来るのかどうかわからんが。それでも1枚が数秒とかにはならないだろうな…。32ページで15分位ならギリギリ許せる気がするのでその辺を目標にしよう。ImageMagickは色々な画像ファイル形式に対応しているのでその辺が捨てがたいんだよね。
いやgdiplusをJavaから使うラッパとか有ればよくね?
cropImageでトリミングして、乗せる側のイメージにcompositeImageでOK.
CompositeOperatorは良くわからんけど白黒漫画の場合は白地の上にDarkenCompositeOpで良いみたい。
それにしてもJMagickのJavaDocは酷いな。http://downloads.jmagick.org/jmagick-doc/ 何が何だか全然分からん。機能を想像する手がかりがメソッド名や定数名の名前のみ。
あとはA3のピクセル数と切り出す位置を調べないと。A3一杯だとコピー機…というかプリンタが勝手に縮小する事があるからA3より微妙に小さくすべきかも知れないな。
http://www.benricho.org/size_scale/pixel.html
↑ピクセル数一覧あった。600dpiでA3は9921×7016 B4は8598×6071 A4は7016×4961
面付けの並べ方は左→右を延々繰り返すという単純なので全くOKだ。私以外使えないけど。私は両面印刷して平綴じしかしない。
16世紀の昔から「みえない次元」という発想についつい惹かれてしまう人類の性をSFなど交えつつ紹介して、物理学のよく判らないが面白い話を紹介していく大詰めで…
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それゆえ、M理論がどれほど数学的に見事で、ヤン-ミルズ理論にかかわる難しい数学の問題を解くのにマルダセナ予想がどれほど有効でも、こうしたアイデアが最終的に物理学の根本的な問題を解くのに役立たないかぎり、どれもあくまで数学にすぎないのだ。
この研究領域がSFのように聞こえるというのは、ある意味では妥当だ。大半はおそらくSFだからだ。科学にかんして、往々にしてきちんと理解されていないのは、提案されるアイデアのほとんどがあとで間違いとわかるということだ。
それがなくても説明できそうなのに、はたしてブレーンや余剰次元にかかわる上乗せが説明に必要なものなのかがわからないのである。
われわれが、自分たちの経験する世界が「存在するすべて」のはずはないと考えるようにできているのは間違いない。これは、理不尽な艱難辛苦に満ちた不当にも思える世界で、宗教的な信仰が持続しているわけを、確かに説明している。
隠れた大きな余剰次元は魅力的だし、私は、遠くの星へ旅するのに、人跡未踏の場所に行くのに、ワープドライブが使えたらと思うのと同じ意味で、その実在を願っている。
し、渋い…。
それにしても1+2+3+.....∞の結果が-1/12というのは謎だな。
どうも部落解放をめざし基本的人権の確立を求め民主主義教育の推進を展開する熱心な小学校の先生が読む本らしいが、上記の加藤智大の事件の典型的な論評が載ってて面白かったので。ちなみに去年廃刊になったそうで。
今、働く人の3人に一人は非正規雇用で格差が広がっている。派遣労働は賃金や仕事が安定しないことへの不安感があるだろうし、職場が短期間で移り変わっていくので、親しい友だちが出来るほどの深い人間関係が結びにくい。そのことで気持ちが不安定になることは想像に難くない。挫折しても立ち直ることができる仕組みや、若者が生きる希望を持てる社会をつくることは大切である。
(略)
今こそ、命がみえてくる、人間がみえてくる、人の痛みをわかろうとし仲間をつくる教育、つま真の人権・同和教育が求められているのではないだろうか。
上半分はまぁ当時非常に多く目にした(完全に的を外していたが)政治的に正しいまとめ方なんだけど、下半分への持って行きかたが渋いな。
同号にこんな記事もある。
「先日、ある年配の性教育関係者の方に「腐女子」という言葉の意味を説明したところ、「そのような言葉をシンポジウムなどで使って、人権問題などは生じないか」というご心配を頂いた。
これは重要な指摘である。
(略)
そのような言葉を当事者が受け入れることは、不当な差別に屈することにほかならない。
うーむ…。小学校教師の世界は一種異様だな。全員がこの調子とはとても思えないけれど、しかし、1校に一人でもこの手の政治的に正しいうるさ方が居ればなかなか遣り難そう。とは言え、先生とプリキュアが奇麗事を言わなくなったらこの世は闇だ。最近は仮面ライダーですらもあんまり綺麗事ばかりは言わなくなってしまったしね。良心最後の砦として頑張っていただきたい。ただこの雑誌のは綺麗事ともちょっと違うんだよな。善と正義なら後者を取る過激思想。
ちなみに私は子供を「子ども」と表記する人の言うことは話半分に読む習性がある。
秋葉原無差別殺傷事件を起こした極悪人、加藤智大本人の手記。
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掲示板でのトラブルから事件が思い浮かんだ、と書きましたが、これではさっぱり意味がわからない、という人が大半だと思います。また、私が怒りを感じていたのは掲示板の成りすましらだけだった、ということにも、ほとんどの人は納得できないものと思われます。しかし、わたしは事実を書いています。
(略)
私は、成りすましらとのトラブルから成りすましらを心理的に攻撃しました。成りすましらとのトラブルで秋葉原で人を無差別に殺傷したのではありません。秋葉原無差別殺傷事件は、成りすましらを心理的に攻撃する手段です。
(略)
こうして、2008年6月8日の12時10分には、成りすましらへの心理的な攻撃が開始されました。12時13分には、その手段である大事件、すなわち、秋葉原無差別殺傷事件も実行され、それを報道で知った成りすましらが、心理的な痛みから、自らの間違った考え方を改めようという気になったはずでした。
(略)
構造としては、成りすましらとのトラブルから秋葉原無差別殺傷事件へとつながった、と横並びにはならず、成りすましらとのトラブルの枠の中に秋葉原無差別殺傷事件が収まっている形になっています
と、要は掲示板住民へのあてつけにするため、大きく報道されるような事件を起こしたかったから、という真にショボい、ロマンに欠けるものだったため、本手記発表以降は人文系の人たちがサッと波が引くように本件を語らなくなっちゃった問題作だ。
「非正規労働者の格差社会で若者が希望を持てぬ日本云々」「恋愛市場のハイパーメリトクラシーで生きづらいポスト近代云々」「落伍者の社会的包摂で再チャレンジ可能が云々」とか語ってた人々がみんな梯子外されちゃったという。
起訴後に接見が許されると、手紙等で頓珍漢な論評をされているのを本人が目にする機会も多いとのことで
結論から書くと、事件報道はほとんど嘘です。
事件報道を読む際のキーワードの一つが「供述した」です。「供述した」とは「話した」の堅い表現ではなく、「供述調書が作成された」ということであり、必ずしも容疑者がそう話したとは限りません。
事件報道を読む際のもうひとつのキーワードが「○○とみて」です。
記事では、捜査機関は、私が取調べで仕事への不満を話たから仕事上の問題が動機とみて調べはじめたような印象を受けますが、順番が逆で、実際はまず、捜査機関があたりをつけるところから始まります。仕事上の問題が動機だろう、と考えて、取調べで「仕事で嫌な事はなかったか」と訊くことで仕事上の問題を私から引き出そうとするのであり、私から仕事への不満を話したということはありません。また、そもそも私には仕事への不満など無かったのですが、そのように訊かれたために、何かあっただろうかと考えて、そういえばこんなトラブルがありました、と答えただけのことです。
なお、「むしゃくしゃしていた」も、耳になじんだ容疑者の決まり文句ですが、私はそのような事は話していません。どうして事件を起こす人はいつも取調べで同じことを話すのか、疑問に思っている人もいるかと思いますが、それは、犯人がいつも同じことを話しているのではなく、捜査機関がいつも同じ供述書を作成しているからです。
静岡の友人と遊んでいた時期でもありますので、「友達がいない」ことは無く、絶望して「死んでしまいたい」こともありません
念のために書いておきますが、私は本当に彼女がいることが全ての原動力になると考えているわけではありません。「不細工キャラ」というネタです。このネタのネタで返信するとすれば、例えば、「彼女ができたら自殺しろ」というものが考えられます。私の書き込みの「全て」の部分を拾ってあげ足をとり、「全て」の中に自殺を含めて、彼女がいることが自殺の原動力になるのか、と、話をまぜかえすものです。
とバッサバッサ。地元には当日ぶらりと行けば泊めてくれる友達が大勢居るしどの派遣先でもすぐに友人を作ってドライブとか行っちゃうし侘びも寂びもあったもんじゃない。日本社会の閉塞感に絶望した孤独な青年は何処〜?
仕舞いには
仕事が無いと言われる時代ですが、楽をして稼げる仕事が無いだけであり、選ばなければいくらでも見つかります。ある意味で派遣慣れしてしまっている私ですから、またどこか別の工場にハケンで勤めればよかっただけです。
若者が将来に希望を持てない社会、などと言われているようですが、希望を持っていきている若者もいるでしょうから、そうではないです。ハケンでは先が見えない、というのであれば、それなりの努力をするなり、あるいは、身の丈に合った企業を選べばいいだけです。
とか加藤智大に言われちゃ派遣切り云々語ってた人達の立場無し。リストラの時も残留組に選抜されてるし仕事もそこそこ出来たのだろう。
彼奴の頭おかしいところは、本書中で本人も書いてるんだけど、どうして怒っているかを言わず嫌がらせをして改心させる、というほのめかし謎発想。
私にはこの口喧嘩というプロセスが無いことに気づきました。いつもいきなり無言の攻撃でした。
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このように、私は人の無言の攻撃の意味がわかってしまう人でしたので、他の人も当然わかるものと考えていました。
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私が誰かから嫌な思いをさせられたとき、私は、相手が故意に私に対してそのようなことをしているのだと思い込んでしまった。
キチガイ怖ぇええ。このほのめかし合戦の発想は電波系に通じるものがある。周囲の事象を勝手に「自分へのほのめかし」と解釈するのは狂人特有の発想。
掲示板でも、彼の犯行宣言はほのめかしだけであんなの誰も読み解けないよね。殺傷された犠牲者は彼の「ほのめかし」に使われた訳だ。
あとなんというか、1度思いついたらそのまま流れ始めたら止めないという謎思考。会社は辞めるわ、車は乗り捨てるわ、無差別殺人に至る以前にもこの行動が多い。寝屋川小学校襲撃事件の極悪殺人犯・岡本悠(17)もそんな奴だったっけなー。キチガイ怖ぇええええええ。
でもまぁ、こんな馬鹿な動機でこんな事件起こすのは後にも先にもこいつ位だから「社会改良して再発防止策を講じないと青少年の心の闇が云々」とか大丈夫だね。バスジャックのキャットキラーより酷い。
それにしても17人殺傷の現行犯で逮捕されて冤罪の恐れが無いにも関わらず5年後の今も未だに処刑されてないあたり、日本の司法は遅いな。
→2015/2/2 やっと死刑確定だそうな。7年…!通行人を刺しまくってる所を現行犯逮捕で冤罪の可能性皆無なのに7年!