表題と同名の映画「原子怪獣あらわる」ではなく、数年前のアメリカ製の、あの…NYの真ん中でゴジラを見失うとか色々大変評判の悪い*1方のトカゲみたいなエメリッヒ版ゴジラの…なんだろ?解説本のような妙な本。
途中でポシャったヤン・デ・ボン版のゴジラの概要とか、薀蓄が意外に面白かった。
東宝って、ゴジラ、モスラ、ラドン等々、怪獣毎に利用権を設定してるのでゴジラの権利買っただけでは他の怪獣は使えないとか、指の数に五月蠅いくてモメたとか。
西洋で怪獣と言えば冷血動物系リヴァイアサンと温血動物系ベヒモットが有名なオカルト的定番で怪獣映画と言えば皆元ネタに使うとか。まぁ日本で言うと鬼と天狗みたいな。
この評判の悪い新ゴジラはちょっとオカルト要素が薄かったのがまずかったのではないかとか。
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*1:といいつつ、50億円の大ヒットだから、今やってるゴジラの30億円より上。 http://www.oricon.co.jp/news/2041799/full/