Oracle Cloud InfrastuructureってのはAWSやGCPやAzureのOracle社版ね。出遅れて知名度が低いが、Oracle製品の料金が他クラウドより安くなる自作自演ライセンスとか下りの通信量が安いとか、安さで勝負らしい。
OCIはもとよりクラウドものは年がら年中仕様が変わるからこういう本は内容がすぐ古びるというか例えば本書も出たばかりなのに既にロードバランサのシェイプは今はFlexになってたりするけど、本書の価値はやはり日本人筆者によるまともな日本語で記述されている点、および章立てがオラクル社員以外の常人にも理解可能な構成になっている点だろう。いやこれは重要で例えばこれを読んで何を言っているのかわかるまで30分はかかるが本書だと1秒だ。
内容は平易なので簡単に読めたが、GoldenGateの設定手順が細かく書かれているのは良いね。GG面倒だし。
実際は、まっさらな新規構築で敢えてAWSやAzureではなくOCIを選択する事があるかは微妙で、大半は既存Oracle DBユーザが渋々クラウドリフトだろうからオンプレとの接続とDB移行あたりを詳しくやって欲しかったけどそこはケースバイケースの部分が大きく長大になるだろうし致し方ないのだろう。
移行と言えばオラクル社も本書もAutonomous DBを熱く推しているけど、オラクル社推奨のRMANのバックアップモジュールでObject Storage上に作成したバックアップから、Autonomous DBって、はて、作成できたっけかな。