牛さん星人とか(やる事も牛っぽい)蜘蛛さん星人とか(やる事も蜘蛛っぽい)、マクガイバーも大好きダクトテープの活躍とか、何かこう…ユーモラスな方に振ってきたな…。
未知の宇宙人であろうとも人類とは大体互角の戦力とか、巻末で著者も言っているけどスタートレックっぽい。戦法も割と阿呆なのは相変わらず。今までシンディックの戦法が双方猪突猛進!!猪突猛進!!の阿呆(そこで名提督ギアリー大佐の軍略が光る)なのは、主人公ギアリーが凍って宇宙を100年漂っている間に、双方の勢力共に疲弊し、軍人も大体初陣で死んでしまうからだんだん素人若人ばかりになって…といった説明があったが、宇宙人も割と阿呆。
まぁ銀英伝なんかも「敵兵力を分断して各個撃破…なんて凄い作戦なんだ!」「敵の補給路を断つとはまさに天才的軍略家!」とかやってたし、というか、それ以上難しい事を言われても私には凄いんだかなんだかわからんしな。
いやしかし牛っぽい姿の宇宙人相手に闘牛にヒントを得て作戦を閃くギアリー…いやギアリー自身も自分で少々そこはかとなく突っ込みを入れているのでギリギリ、ギリギリOKだ。