昔、いきつけの古本屋にいつも並んでて買う気にはならぬがトンチキなタイトルが気になっていた漫画。
表紙からリアル寄りかと思いきや、割とプロゴルファー猿寄りだった。
ゴルフ大好きでアマトップクラスの腕前を持つサラリーマン、前野金蔵。
突然、もうゴルフだけして生きていきたいと思い立ち、妻に離婚、会社に辞職を申し入れるが(当然の事ながら)猛反対を受け、惚れられたホステス経由でヤクザも絡んできて、闇のプロゴルファー闇塚新一と1対1のゴルフ勝負をし、金蔵が勝てば離婚と辞職してゴルフに専念、負けたら手の筋を切り二度とゴルフの出来ない体となって仕事と家庭に専念するという。
叶精作の精緻な絵柄、プレイ描写も魔球や必殺技は出ないリアル寄り、間に挟まるゴルフうんちくやゴルファー心理も本物っぽい…でも状況はプロゴルファー猿。
初勝負からいきなり強敵過ぎて「いや…これは主人公勝てないだろ…」と思っちゃうし実際早くも4打差でピンチのまんま2巻へ続くのだ…。

キンゾーの上ってなンボ !! 1
小池 一夫
グループ・ゼロ
2013-12-20