早川書店の文庫本は微妙に縦長で、経費削減でぎりぎりまでサイズを切り詰めた有隣堂のブックカバーには収まらない。というか有隣堂セコイ、セコ過ぎる。
表題作を含む前半の短編群はいまいちすっきりしないカタルシスウェーブ不足の残尿感があるが、後半の鰐乗りと孤児惑星はよかった。

ビット・プレイヤー (ハヤカワ文庫SF)
グレッグ イーガン
早川書房
2019-03-31