スーパードクターKの続編の「K2」が昨日まで無料だと言うので急ぎ読む。
いやースーパードクターKと750ライダーは無限に読んでいられるな。
「K2」というのも大胆なタイトルで「スーパードクターK」がアレほどの有名作でなければ「…登山漫画かな?」とか思いそう。ボクシング漫画の「太郎」も大概だけど「K2」は更に凄い。
スーパードクターKこと西城KAZUYAは御存じの通り最終回でお亡くなりになっているのでK2の主人公は別人の二代目、神代一人(KAZUTO)だ。
真船一雄画伯は何せ絵が巧く、この2号は初代とクリソツという設定で登場人物は一目見た時は本人と間違える、実際我々読者も初見ではそっくりの印象を受けるけど見慣れてくるとやっぱ違って並んでもちゃんと見分けられる、寧ろKAZUYAの息子というかクローンの小学生黒須ー也(カズナリ)少年の方が初代の面影があるのだからして描き分けが凄いよね(因みに途中から中学生になり高校生になり、無料版の後では医大生になる。顔もどんどん初代に似て行く)。というか凡人ならKの息子がいるなら続編の主人公はそいつにしそうな所を全然別人を二代目にして師弟にするのが凄い所よ…。師弟と言えば富永医師は早期リストラされるかと思ったら結構粘ったよな。
少年マガジンではなくイブニングだからか、2号は初代より理知的というか…荒唐無稽な腕力で物事を解決する事が少な目。ちゃんと医師免許を取得し、謎の村の診療所を経営しつつ西海大学病院に臨時で通っており居所がはっきりしているし。
まぁ荒唐無稽な臓器移植村の出身だけどな。
目に力を込めるときの「ぎゅっ」ってオノマトペが珍しい感じ。
「Kの時代では治療しきれなかったが、現代の最新医療技術なら…!」という話が結構あってこれがまたいい。内視鏡を使った「経鼻的蝶形骨洞下垂体手術」というのを多用するのでこれが得意技か。
つか153話読んで、言われてみると私も軽く漏斗胸な気がするなぁ…。
そういえば160話位かかってもまだ岡元刑事の奥さんの仇の偽医者は捕まってないのか…。