カテゴリ: book

侵略大帝様が主人公なのが結構含まれる短編集。
ヒーロークロスライン、あったなぁ…シェアワールド企画もの。今となっては朧気にしか思い出せぬがどれも結構面白かったよな。一回、みなとみらい駅横の広場で着ぐるみショーをやってるのに出くわした事がある。
作画が長谷川裕一でないのも2本入ってるけど、別の人の絵を通すと長谷川裕一短編作品の語り口が寧ろはっきり判って興味深いな。最初の一コマ目で異様な主人公が登場、語り手も「そいつは突然やってきた!」のようなリアクションを取り、続いて登場する悪者とひと悶着、追い払った後に一服して周囲と和み、再登場した強敵と対峙しピンチに陥った所で何かカッコいい事をする。うむ、カッコいい。


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これもちょっと前のKindle長谷川裕一各作品第一巻だけ半額セールで1巻だけ。
クロノアイズの続編で、タイキ君が成人済。
今度のは「既に歴史が変更済みの色々な世界へ行って未来からの犯罪者と戦う」という話。
歴史改変の度に世界が分岐するならそこまで気合入れて対応しなくても良いような気がせんでもないが、「未来からの干渉を排する」という筋は通ってるのでまぁいいか。
結構エピソードの省略が大胆で面白い所だけ抽出して描いてて凄いよね。クジラ回とか。
あと侵略大帝様の素顔って美形だったのね…。

クロノアイズ グランサー 1巻
長谷川裕一
Benjanet
2014-07-08

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なんかちょっと前に長谷川裕一作品の1巻だけ安売りセールやってたので。
うーむ、これは何か以前にもこの第1巻だけ読んだな…。
長谷川裕一作品に外れは無いので、多分2巻以降も面白いに違いない、違いないのだが…。

クロノアイズ 1巻
長谷川裕一
Benjanet
2014-07-08

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んだぁこりゃ~。「時間封鎖」は結構面白そうだったのにガッカリですよ(無限記憶はスキップ)。
いや「何か輪が閉じた感」を出したい感じは分かるんだけど、現代(?)編は丸ごと不要級につまんねーし、1万年後編も微妙だし、実際、内容は445ページ以降の駆け足独白が全てなのだけれどその445ページ以降も割とがっかりだし。
三部作の最後でがっかりと言えばタイタス・アローンだがこれも中々のガッカリよ。
…って今知ったがゴーメンガーストに「4」があったとな。読みたいような3の続きなら要らんような…。

連環宇宙 (創元SF文庫) (創元SF文庫)
ロバート・チャールズ・ウィルスン
東京創元社
2012-05-12






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何か無料だったので。最近Kindleは無料とか安売りが多いね。
昔、Dr.リアンを描いてた人か。あれと似た感じの、女の子の下ネタ漫才で結構面白かった。


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久々に見かけたビデオサロン、めっきり薄くなってもはや厚さ1cmを切っている。
内容も往年と随分変わり、私の知ってるビデオSALONはたしか最新AV機器の紹介雑誌だった筈なんだけどこれは映像作成ノウハウ雑誌のようだ。対象もホームビデオだったのが今やセミプロの自主制作みたいな。ユーチューバーともまた方向が違って、前身の「小型映画」に回帰というか…いや「小型映画」も割と8mmカメラ機材紹介が主だったような気が。
まぁ今やスマホのカメラと編集ソフトが凄くなって家庭映像はそっちにを使うってんでホームビデオカメラは壊滅状態だからかな…。DVと言えば家庭内暴力のお役所的略語状態だし。
図書館で借りてそろそろ返さねばならぬ…。


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本作のヒロイン・アプトムが元超獣化兵五人衆リーダーゼクトールと戦っている所へ巨人殖装、ガイバーギガンティック登場の巻。
ガイバーギガンティックは見るからに複雑な曲面のややこしい形をしていて…こんなのがパンチだキックだと、敵(これもまたかなりややこしい形をした獣化兵)と戦うんじゃ成る程、如何に高屋良樹画伯の腕を以てしても描くのには相当な時間が掛かりそうで、掲載間隔がだんだん空きがちになるのも無理も無い所…。
今巻の見どころは安アパートに潜むガイバー一同と、通風孔に隠れ這って進むガイバーの姿。
この辺になると、モブ怪人でもゾアノイドなのかハイパーゾアノイドなのか見分けがつくようになってきた。


 
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8巻から数年後の、クロノスが世界征服達成後の地球を舞台になったいわば第二部。
ここからが長くなる。
また顎人君が「深町にはまだまだ働いてもらわねばならん この俺のために…な」とか独り言言ってるけど、これまでもこれからも、ガイバーIがガイバーIIIを手伝う事より、ガイバーIIIがガイバーIを手伝う事の方が多いんだよな…。

 
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クロノス十二神将、遺跡基地に集合、ギュオー総司令大暴れの巻。
初登場の時はちょっと派手だけど一応背広などを着る社会性のあったクロノス十二神将の皆さんだけれど、今回以降はマントに巨大肩アーマーで通す変人になる。
モノローグでは悪い事ばかり考えているんだけど、小田桐主任が撃たれると真っ先に助け起こすガイバーIIIさんは割と良い人説。


 
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数年前までは、「哲学」の主要言語はドイツ語もしくはフランス語と相場が決まっていたが、このところ英語圏、とりわけアメリカ産の哲学が流行っている。()
90年代前半の主流はあくまでドイツの現象学や、フランスのポスト構造主義といった極めて”複雑”なジャーゴンを使う哲学らしい哲学であって、明晰な言葉をつかい、ミニマルな論理で済ませようとする傾向のある英語圏の哲学は”典型的な哲学少年”たちを左程魅了していなかった。例えば、現象学的マルクス主義の大家である故・廣松渉は1990年2月に()ジョン・ロールズの正義論を"古い!"と一蹴している。

「特殊法人整理」「独立行政法人化」「不良債権処理」「年金制度改革」などの具体的問題を論じるに際して、現在の日本が「ブルジョワ国家」であり「ブルジョワジー」はその「階級意識」に基づいて自らの利益(=剰余価値)を最大化するために「プロレタリアート」を搾取する壮大なプロジェクトを遂行している、という形而上学的な前提を丸呑みしないかぎり成立しない主張を延々と繰り返して、自分では現実だと信じて疑わない人達がいる。
マルクス=エンゲルスでさえ、労働者運動の対立軸をはっきりさせるために「ブルジョワジー/プロレタリアート」の二項対立を描き出したに過ぎないのであって、二つの階級の”実在性”を証明したわけではないーむしろ、そうした形而上学的議論は避けていた節がある。
伝統的左翼だけでなく、最近、政治的発言をするようになったポスト・モダン系左翼の議論にも、かなり形而上学的な前提に依拠しているものが多い。「世界システム」とか「アイデンティティー・ポリティックス」「エクリチュール」「制度化」などに対抗するというスローガンは「ブルジョワジー」に対抗する場合よりも、さらに曖昧になりがちである。
そういえばソーカル事件のお陰でフランス系はすっかり株を下げたというか、何を言っているか分からないのは読者の理解力不足ではなく、そもそも元が寝言譫言戯言だからだとバレてしまってスーッと人気が無くなったなぁ…。

上から抑圧してくる「啓蒙主義者」も下から拘束してくる「差異主義者」も本当の「対話」を回避して「独りよがり」を押し通そうとする点ではよく似ている。
左翼ぶっていても、全然「弁証法的」ではないのだ。左翼にとっては、今更言うまでも無い事の筈だが、「弁証法」の原義は「論理」を異にする他者同士の「対話=二元論的状態」ということである。「異なる論理」は、「反動」や「差別」として沈黙させるか、上手く取り込んでしまうと予め決めてかかれば、スターリン主義的な共産主義の教科書に書かれているような、インチキ弁証法しか生まれてこない。

増補新版 ポスト・モダンの左旋回
仲正 昌樹
作品社
2017-01-25

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