唯心論物理学の誕生―モナド・量子力学・相対性理論の統一モデルと観測問題の解決

唯心論物理学の誕生―モナド・量子力学・相対性理論の統一モデルと観測問題の解決

胡散臭い事この上無い電波タイトルだけど明瞭かつ説得力ある文章に引き込まれ読み終えたら「やっぱこの世はモナドで出来てるよな」と転向しそう。小中学生の頃ブルーバックスとか好きだった人には面白い筈。
トポロジカル宇宙 (ファラデーブックス)

トポロジカル宇宙 (ファラデーブックス)

この本を読み終えた時点では、切り口が球体の連続としての四次元球体や、切り口がトーラスの連続として四次元トーラスがイメージできるようになってたんだけど忘れてしまった。でも読み返せばきっとまた出来るはず。紙の上に糸で留めた蠅の話が良かった。
人間ドキュメント ホームレス入門―上野の森の紳士録

人間ドキュメント ホームレス入門―上野の森の紳士録

海外での難民支援活動のフレームワークがそのままホームレス対策に適用できる、って話に目から鱗。路上で寝ると服が汚れ気分も落ち込み社会復帰の難易度が上がるらしい。
世界の終わりのサイエンス

世界の終わりのサイエンス

並行宇宙(?)モノらしいけど日常に帰還してもまだ半ばで、その後も侵食してくるのが怖〜。
僕の小規模な失敗

僕の小規模な失敗

コマが多くて読み応えあった。ウジウジウジウジ後ろ向きに色々考えてて内向的な主人公と思いきやだがしかし行動力はあり、でもやっぱりウジウジウジウジ考えてるのが面白い。
坊っちゃん (新潮文庫)

坊っちゃん (新潮文庫)

コミック・ガンボのマンガが面白かったので読み返したらマンガよりスピーディーで良かった。
猪瀬直樹 作家の誕生 (NHK人間講座)

猪瀬直樹 作家の誕生 (NHK人間講座)

昔から小説家は、小説家自身のイメージプロデュースが決定的に重要だったという話でなるほどーと。まー確かに中原中也ガッツ石松みたいな容貌だったら作品は後世に残らなかっただろう。
後宮小説 (新潮文庫)

後宮小説 (新潮文庫)

あとがきで嘘歴史と言われなければ信じるところだった。
時間はどこで生まれるのか (集英社新書)

時間はどこで生まれるのか (集英社新書)

時間や因果律は、「温度」と同様にミクロの世界では実在しない、生物が進化の過程で獲得した感覚、という話でなるほどー。
同人誌印刷品質向上計画forデジタルコミッカーズ

同人誌印刷品質向上計画forデジタルコミッカーズ

今後はコピー本作る時に紙のT目とY目にも気を使わないとな。
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ちなみに一番つまらなかった本
フィネガンズ・ウェイク 1 (河出文庫)

フィネガンズ・ウェイク 1 (河出文庫)

筒井康隆が絶賛してたんで読んでみたが私には難し過ぎ、ワケワカラン。