
「金子さんは日本人に生まれて不幸だったかもしれない。なぜなら欧米版ウィニーを開発した北欧の技術者は、金子さんのように後ろ向きの裁判に7年半も空費させられることなく、その後、無料インターネット電話のスカイプを開発して、億万長者になったからである」
とか言ってるけど、Winnyのパクリ元のWinMXは裁判沙汰になって閉鎖しているし、その前のナップスターも「ナップスター事件」なんて名前が付く程の大裁判になって営業停止してるし(つかナップスターは文中で紹介してるやんけ。知らん筈無いから知らんぷり?)、その「欧米版ウィニー」って多分Kazaaだろうけどアレも4,5年裁判やって事業売却してたし、そいえば日本にもWinny前にファイルローグなんてのもあったな、識者憧れの欧米先進国でもファイル交換ソフトには(当然の事ながら)風当たりは強く、別に日本が特殊な訳でもなんでもない。
またWinMXと何ら関係のない「フェアユース導入国のGDP成長率」とか面白謎統計表出してて、そういえば最近、GDP成長率をネタに日本を腐すのが流行りだが、GDP成長率って、IS騒ぎで只今絶賛社会崩壊中のリビアが世界一、二位がエリトリア、三位がルワンダ、そういう数値ですよ。つかこれも自分で統計へリンク付けてるのに疑問に思わなかったのかしら。
まぁ(幻想の)欧米を持ち上げ日本を腐すのは戦後一貫したエッセイを書く時のお作法ではあるが、嘘、大袈裟、紛らわしいはいかんですな。